天気予報やニュース、リマインダー、音楽再生などさまざまなことができるアレクサですが、月額費用はかかるのか気になる人もいるでしょう。例えば、以下のような疑問はありませんか?
- 「アレクサを使うのに月額料金はかかる?」
- 「アレクサの導入にかかる初期費用はどれくらい?」
- 「課金なしでどんなことができる?音楽は聴ける?」
- 「サブスクに加入すると何ができるようになるの?」
本記事では、アレクサの利用でかかる月額料金や初期費用を紹介しています。課金なしでも使える機能や、音楽配信などのサブスク加入で何ができるようになるのかも詳しく解説。アレクサを導入予定で費用が気になる人はぜひ参考にしてみてください。
アレクサ自体の月額料金は無料。Wi-Fi環境があれば使える
アレクサの利用自体には料金がかかりません。Wi-Fiからインターネットに接続できる環境があれば無料で利用できます。
アレクサ導入の初期費用は6,000円程度から
アレクサを導入する際に初期費用はかかります。Echo端末はディスプレイなしのタイプだと6,000円程度から、ディスプレイ付きのタイプだと13,000円程度から入手できます。
例えば、もっともリーズナブルなEcho Popの場合、Amazonで5,980円で購入できます。なお、Echo Popを含むEcho端末は、Amazonのセールでより安価に購入できることが多いので、初期費用を抑えたい人はセールを狙うのも手です。
以下の記事では、Amazon Echoシリーズの製品を徹底比較しています。各製品がおすすめの人も解説しているので、自分にあうデバイスを探している人は参考にしてみてください。
アレクサは月額無料でも便利に使える。課金なしで何ができる?
月額料金が無料なのはわかったものの、無料でどこまで使えるのかが気になる人もいるでしょう。アレクサは月額無料でも、天気・スケジュール・リマインダー・買い物リストなどの利用が可能です。制限はあるものの音楽も聴けます。
ここからは、アレクサを使って課金なしでできることを解説します。
天気・ニュース・スケジュールをチェックできる
アレクサで天気やニュース、スケジュールを音声だけで簡単にチェックできます。例えば、今日の天気を確認する場合には「アレクサ、今日の天気を教えて」というだけでOKです。
朝、身支度や朝食の準備をしながらでもできて便利です。夕方・夜に翌日の天気やスケジュールをチェックするのにも活用できます。
タイマー・リマインダー・アラームも利用可能
時間を管理するタイマー、決まった時刻に通知してくれるリマインダー、目覚ましにも使えるアラームも利用できます。
アレクサのタイマーは音声でセットや停止ができるので、料理中など手が離せないときに便利です。リマインダーは定期設定もできるので、子どもに保育園へ行くのを促したり、朝体温を計測するのを忘れないようにしたりするのに役立ちます。
買い物リストも使える
アレクサの機能でもっとも便利と言っても過言ではないのが買い物リスト。音声だけでリストにアイテムを追加でき、スマホからもリストをチェックできるのが特徴です。気づいた時にすぐ、作業しながらでもアイテムを追加できるので、買い忘れを防ぐのにも役立ちますよ。
以下の記事では、アレクサの買い物リストでできることやメリットを紹介しています。買い物リストを詳しく知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
ネットラジオやゴミ捨てなどAlexaスキルも利用が可能
ネットラジオやごみ捨てなど多数のAlexaスキルも使えます。Alexaスキルのなかには課金されるものもありますが、ほとんどは無料で利用が可能です。
例えば、ネットラジオのradikoのスキルを導入すれば、Echo端末で気軽にラジオを楽しめます。また、ごみ捨ての日を管理できる「ゴミ出し太郎」のスキルを導入すれば、当日や翌日が何のゴミの日を教えてくれます。
以下の記事では、おすすめのAlexaスキルを紹介しています。私が実際に使ってよかったもののみを厳選しているので、アレクサの機能を拡張したい人は参考にしてみてください。
広告付きなど制限があるが無料で音楽を聴ける
音楽配信サービスの無料プランに加入すれば、アレクサで無料で音楽を楽しめます。
ただし、無料プランでは、広告が付いたり聴ける時間が限られていたりするなど制限があります。例えば、Amazon MusicやSpotifyには無料プランが用意されていますが、曲の途中で広告が入ります。AWAの無料プランは広告が入りませんが、再生は月に20時間までです。
アレクサ対応のスマート家電なら家電操作もできる
今ある家電がアレクサ対応であれば、追加費用をかけずにアレクサから声で家電を操作できます。
例えば、パナソニックのエアコン「エオリア」の一部機種では、アレクサからオン・オフ、運転モードの設定、温度設定も可能です。ルンバのロボット掃除機も声だけでスタートさせられます。
定型アクションを使って定時に自動実行も可能
定時に機能を実行したり、特定のセリフで複数の機能をまとめて行えたりする定型アクションも課金なしで使えます。
例えば、毎日午前7時に今日の天気や予定、最新のニュース情報を教えてくれる定型アクションも作れます。また、「アレクサ、行ってきます」と言ったらロボット掃除機をスタートさせることも可能です。
有料サブスクに加入するとできることが広がる
アレクサは無料でも使えますが、有料サブスクに加入すればできることが広がります。特にアレクサで音楽を楽しむ場合は、無料か有料かでできることがかなり異なります。
Amazon Primeに加入すると多数の音楽や動画を楽しめる
Amazon Primeに加入すると、Amazon Music PrimeやPrime Videoを利用できます。Amazon Music Primeはシャッフル再生が基本ですが、楽曲数が1億曲と多く広告も入らない点が特徴です。お急ぎ便・日時指定便が使い放題の特典もあるので、Amazonでよく買い物する人はメリットが大きいでしょう。
Echo Showなどディスプレイ付きの端末を持っている人には、Prime Videoが見られる特典も嬉しいポイント。Echo Show では音声だけでPrime Videoの動画を探したり、再生ができたりして重宝します。
Amazon Music Unlimitedなどに加入すれば指定の曲も自由に聴ける
アレクサで有料の音楽配信サービスに加入すると、好きな音楽を聴き放題で楽しめます。
Echo端末で聴ける有料の音楽配信サービスは以下のとおりです。
- Amazon Music Unlimited(月額1,080円)
- Spotify Premium(月額980円)
- Apple Music(月額1,080円)
- AWA Standardプラン(月額980円)
なお、Amazon Music Unlimitedはプライム会員だと100円割引の月額980円で利用が可能です。また、Echo端末1台のみで聴くEchoプラン(ワンデバイスプラン)であれば月額580円で聴けます。
スマートリモコンを導入すれば今ある家電も音声で操作ができる
スマートリモコンを導入すれば、エアコンやテレビ、シーリングライトなどの家電操作もアレクサから可能です。スマートリモコンとは、家電の赤外線リモコンを学習し、スマホなどから家電の操作を可能にするデバイスのこと。
スマートリモコンは3,000〜10,000円程度で購入でき、利用自体に月額費用はかかりません。例えば、人気のあるSwitchBot ハブミニは5,000円程度で入手が可能。決まった時刻に家電をオン・オフできるので無駄なく快適に過ごせます。リモコンが見つからなくてもスマホやアレクサから操作ができて便利です。
アレクサは無料でもそれなりに、課金するともっと便利に使える
本記事では、アレクサを利用するのに必要な初期費用や月額料金を解説しました。ケース別のできることと、初期費用・月額費用は以下のとおりです。
ケース | Echo端末 | Echo端末 +プライム会員加入 | Echo端末 +Unlimited加入 |
---|---|---|---|
基本機能 ・天気・ニュース・予定 ・タイマー・リマインダー ・買い物リスト ・定型アクション ・対応家電の操作など | ◯ | ◯ | ◯ |
音楽再生 (Amazon Musicの場合) | ・広告:あり ・曲指定:✕ | ・広告:なし ・曲指定:✕ | ・広告:なし ・曲指定:◯ |
初期費用 | 約6,000円〜 | 約6,000円〜 | 約6,000円〜 |
月額費用 | 0円 | 660円 | 1,080円 |
アレクサはEcho端末を購入するだけでも天気やニュース、リマインダー、買い物リストなどの機能が使えるため、かなり便利に使えます。Prime会員やAmazon Music Unlimitedに加入すれば、音楽を中心により快適にアレクサの利用が可能です。
アレクサを使えるEcho端末の購入を検討しているものの、端末が多くてどれを選べばわからない人もいるのではないでしょうか。以下の記事では、Amazon Echo端末の全機種を徹底比較。各機種がおすすめの人も解説しているので、端末を選ぶ際の参考にしてみてください。
Echo端末の導入費用を抑えたいのであればセールを活用しよう
Echo端末を導入したいものの、できるだけ費用を抑えたい人は、セールを活用しましょう。Echo端末はブラックフライデーやプライムデー、プライム感謝祭などでセール対象となり、お得に入手が可能です。
以下の記事では、アレクサ搭載のEcho端末のセール情報を詳しく解説。いつセールが開催されるか、どの程度が安くなるかも解説しているので、Echo端末をお得に手に入れたい人はチェックしてみてください。