連続してアレクサに指示を出す際に便利なのが会話継続モードです。会話継続モードを利用してみたいものの、どうやってオンにするのか、どんなときに利用するのか、デメリットはあるのかなど、気になることがある人もいるでしょう。
本記事では、アレクサの会話継続モードの利用方法を解説します。利用する際のデメリット・注意点も解説しているので、会話継続モードの利用を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
アレクサの会話継続モードでは、ウェイクワードなしで指示ができる

通常アレクサに複数の指示を出すときは、「アレクサ、照明をつけて」「アレクサ、エアコンをつけて」「アレクサ、テレビをつけて」という具合に何度も「アレクサ、〇〇」と指示を出す必要があります。
しかし、アレクサの会話継続モードを有効にすると「アレクサ、照明つけて」「エアコンをつけて」「テレビをつけて」でオッケーです。ウェイクワードを言うのは最初だけで済みます。
会話継続モードのメリットは連続した指示を出しやすい点。活用シーンも解説

会話継続モードを使うメリットは連続した指示を出しやすい点です。何度も「アレクサ、〇〇」と言わずに済み、プチストレスがなくなります。
会話継続モードがあると便利だと感じるのは、例えば以下のシーンです。
- 買い物リストに複数のアイテムを追加するとき
- 朝のルーティンを指示するとき(天気、予定、ニュースのチェック)
- 寝る前のルーティンを指示するとき(リビングの照明・エアコンを消す、音楽を流す)
特に、買い物リストにアイテムを追加するときが便利です。何個も追加するのに、「アレクサ」「アレクサ」と連呼しなくて済みます。
アレクサの会話継続モードのデメリット・注意点は2つ

アレクサの会話継続モードにはデメリットもあるので、チェックしておきましょう。
前の指示から時間が経つとリクエストを受け付けてくれない
アレクサの会話継続モードをオンにしている状態で、前の指示から5秒程度の時間が経過すると、青いライトが消え、リクエストの受付が停止してしまいます。再度指示するには、「アレクサ、〇〇」とウェイクワードを付けて言う必要があります。
会話継続モードで連続して指示を出す場合は、間の時間を取りすぎないように気をつけましょう。
オーディオ再生中は利用できない
アレクサで音楽再生中には、会話継続モードを利用できない点に注意しましょう。例えば、「アレクサ、〇〇のプレイリストを流して」と指示したあとで、曲をスキップするのに「アレクサ、次」の代わりに「次」で指示をだせません。
会話継続モードをオンにしていても、音楽再生中は通常どおり毎回「アレクサ、〇〇」と指示を出す必要がある点を覚えておきましょう。
アレクサの会話継続モードのオン・オフを切り替える方法を解説

アレクサの会話継続モードは音声コマンドやAlexaアプリでオン・オフの切替が可能です。
会話継続モードを切り替える音声コマンドは以下のとおりです。
- 「アレクサ、会話継続モードをオンにして」
- 「アレクサ、会話継続モードをオフにして」
Alexaアプリで切り替える場合は、以下の手順で操作しましょう。
- Alexaアプリを開く
- 画面下部の「デバイス」(電球アイコン)をタップする
- 設定したいデバイスを選択し、右上の歯車をタップして、デバイスの設定画面を表示する
- 下にスクロールして、会話継続モードを選択する
- 会話継続モードのオンとオフを切り替える
アレクサの複数の機能を続けて呼び出したいなら、定型アクションも活用しよう
アレクサの複数の機能を続けて呼び出したいときは、定型アクションの利用も検討してみましょう。定型アクションとは、アレクサの複数の機能をまとめて実行できる仕組みのこと。例えば、「おはよう」と言うだけで、今日の天気やニュース、予定のチェックができます。
いつも決まっている機能の組み合わせで呼び出しているなら、定型アクションのほうが便利です。以下の記事では、定型アクションの作成方法や多数の活用例を紹介しているので、アレクサへの指示をシンプルにしたい人はチェックしてみてください。