アレクサでは、小声でささやくと小声で応答してくれる「ささやきモード」を利用できます。しかし、ささやきモードを利用するにはどうしたらよいか、どんなシーンで利用するのかなど、わからないことがある人もいるでしょう。
本記事では、アレクサのささやきモードの使い方を解説します。活用シーンや注意点も紹介するので、ささやきモードを使ってみたい人はぜひ参考にしてみてください。
アレクサのささやきモードとは?活用シーンも解説

アレクサのささやきモードを有効にすると、小さな声で話しかけたときにアレクサも小さな声で応答してくれます。アレクサがささやくのは怖いと感じる人もいるかもしれませんが、アレクサの正式な機能なので利用して問題ありません。
例えば、以下のようにあまり大きな音を立てずにアレクサを利用したいときに便利です。
- 子どもが寝ているとき
- 家族が集中して勉強・仕事をしているとき
- 家族がテレビを観たり、音楽を聴いていたりするとき
- 家族が電話で通話中のとき
ちなみに、ささやきモードを有効にしている場合に通常どおりの声で話しかけると、アレクサもいつもどおりの音量で応答してくれます。
アレクサのささやきモードを使うには?設定方法や使い方を解説

1.音声コマンド・Alexaアプリでささやきモードを有効にする
ささやきモードを利用するには、事前にささやきモードを有効にする設定が必要です。音声コマンドやAlexaアプリで有効にしましょう。
ささやきモードを有効・解除にする音声コマンドは以下のとおりです。
- 有効にする場合:「アレクサ、ささやきモードをオンにして」
- 解除する場合:「アレクサ、ささやきモードをオフにして」
また、Alexaアプリでもささやきモードの設定ができます。設定方法は以下のとおりです。
- Alexaアプリを起動する
- 画面下部の「その他」(3本線アイコン)をタップし、「設定」をタップする
- 設定画面で「音声による応答」をタップする
- 「ささやきモード」の項目をONまたはOFFにする
ちなみに、ささやきモードの設定はアカウントに紐づいたデバイスで共通です。複数のデバイスを利用していて、ささやきモードを有効にするとすべての端末に適用されます。
2.アレクサに小声で話しかける
設定が完了したら、アレクサに小声で話しかけてみましょう。Echo端末のちかくでヒソヒソ声で言うと、アレクサからも小声で応答が返ってくるはずです。
ささやき声(囁き声)になるのはアレクサの応答のみ。通知や音楽再生はいつもの音量なので注意しよう

アレクサのささやきモードを有効にした場合、ささやき声になるのは小声で話しかけたときの応答のみです。なお、ささやきモードが有効中でも、通知・音楽再生は通常どおりの音量で流れる点には注意しましょう。
ちなみに、家族が寝ているときはおやすみモードにしたり、音量を下げておいたりするのもおすすめです。おやすみモードを有効にしておくと、アレクサからの通知が鳴らないほか、通話や呼び出しで音が鳴るのも防げます。おやすみモードを設定する音声コマンドは以下のとおりです。
「アレクサ、おやすみモードをオンにして」
また、家族が寝ているときに音楽を再生したい場合は音量を下げておくと安心です。端末の音量ボタンやAlexaアプリで設定するとよいでしょう。Alexaアプリで音量を調整するには、画面下部の「デバイス」(電球マーク)をタップして対象のデバイスを選び、音量のバーをスライドさせてください。
ささやきモード以外でもアレクサの話し方はカスタマイズできる
アレクサにはささやきモード以外にも話し方のカスタマイズが可能です。例えば、女性の声を男性の声に変更したり、話す速度を変えたり、話す言語を変更したりすることもできます。
以下の記事では、アレクサの音声の種類を変更する方法を解説しています。話す速度などを調整する設定方法も解説しているので、アレクサの声をカスタマイズしたい人はチェックしてみてください。