画面付きアレクサ端末の購入を検討している人のなかには、Echo Show 5とEcho Show 8のどちらがよいか迷っている人も少なくないでしょう。例えば、以下のような疑問はありませんか。
- 「画面サイズはどのくらい違う?」
- 「機能やできることに違いはある?どちらも動画再生はできる?」
- 「寝室に置く場合はどちらがおすすめ?」
- 「仕事のデスクに置くならどっちがよい?」
本記事では、Echo Show 5とEcho Show 8の違いを徹底比較します。各機種がおすすめの人も解説するので、Echo Show 5とEcho Show 8のどちらにしようか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
Echo Show 5と8の基本スペックを比較
まずはEcho Show 5とEcho Show 8の基本スペックを比較します。ここでは、最新世代の機種で違いをチェックしてみましょう。
Echo Show 5 第3世代 | Echo Show 8 第3世代 | |
---|---|---|
ディスプレイ | 5.5インチ (解像度:960 x 480) | 8.0インチ (解像度:1280 x 800) |
本体サイズ | 幅147mm、 高さ82mm、 奥行91mm | 幅200mm、 高さ139mm、 奥行106mm |
重量 | 456 g | 1,034 g |
カメラ | 2Mピクセル | 13Mピクセル |
通常価格 | 12,980円 | 22,980円 |
Echo Show 5と8で画面サイズや音質の違いは?
Echo Show 5とEcho Show 8のスペックはわかったものの、いまいち感覚がわからない人もいるでしょう。ここからは、画面サイズや音質の違いを詳しく解説します。
画面サイズ|Echo Show 5はスマホ、Echo Show 8は小さめタブレットと同程度
Echo Show 5と8ではディスプレイのサイズが異なります。Echo Show 5の画面サイズは5.5インチで、一般的なスマホと同程度の大きさです。コンパクトなので、デスクや寝室などのちょっとしたスペースにも置けます。
一方、Echo Show 8は画面サイズが8.1インチで、iPad mini・Fire HD8などの小さめタブレットと同程度。デスクに置くには少しかさばる感じがします。サイズが大きい分だけ、ちょっと離れた場所からも画面を見やすい印象です。
サイズだけでなく画面の解像度にも違いがあり、解像度はEcho Show 8のほうが優れています。Echo Show 5は960×480、Echo Show 8は1,280×800です。
音質|Echo Show 8はステレオサウンドを楽しめる。Echo Show 5も音質は良好
音質はEcho Show 8のほうが優れています。Echo Show 8第3世代は2インチのスピーカーが2つ搭載されているのに対して、Echo Show 5は1.75インチのスピーカーが1つです。
Echo Show 8はステレオサウンドに対応しているので、迫力のある映画を鑑賞したり、臨場感のある音楽も楽んだりするのにも適しているでしょう。なお、個人的にはEcho Show 5でも十分に音質はよいと感じました。
Echo Show 5と8の機能に違いはある?
Echo Show 5とEcho Show 8で迷っている人のなかには、機能面で差はあるのか、できることにどんな違いがあるのか気になる人もいるでしょう。ここからは、Echo Show 5とEcho Show 8で機能の違いを解説します。
ほとんどの機能に差はない。どちらも基本機能が充実
Echo Show 5とEcho Show 8では、ほとんどの機能に差はありません。どちらも基本機能を利用でき、Prime VideoやYouTubeの動画も見れます。代表的なできることは以下のとおりです。
- ニュース・天気予報のチェック
- スケジュールの追加・確認
- タイマー・アラーム・リマインダーの設定
- 買い物リストの利用
- Prime VideoやYouTube動画の視聴
- 音楽再生、楽曲名や歌詞の表示
- 音声通話・ビデオ通話
- 対応家電の操作
- フォトフレームで画像を表示
- モニタリング機能(Alexaアプリからカメラ映像の確認)
- 定型アクションによる自動化
どちらも基本機能の利用が可能で、音楽配信サービスや一部の動画配信サービスも利用できます。
Netflixを見れるのは最新世代だとEcho Show 8。Echo Show 5は非対応
最新世代の機種で機能差があるのは、動画配信サービスの対応です。どちらもPrime VideoやYouTubeの動画再生が可能ですが、Netflixを視聴できるのはEcho Show 8 第3世代です。
Echo Show 5 第3世代はNetflixに対応していない点には注意しましょう。
Echo Show 5がおすすめの人は?
Echo Show 5とEcho Show 8のスペックや機能の違いがわかったものの、自分はどちらが向いているのかわからない人もいるでしょう。ここからは、Echo Show 5がおすすめの人を解説します。
価格を重視する人、はじめてアレクサを使う人
価格の安さを重視する人にはEcho Show 5 第3世代が向いています。ディスプレイ付きのEcho Showデバイスのなかでもっとも安く、最新世代の通常価格はEcho Show 8と比べても1万円安い機種です。機能面ではEcho Show 5とEcho Show 8にほとんど違いがないため、コスパが高いといえるでしょう。
また、はじめてアレクサを使ってみる人にもおすすめです。Echo端末を買ってみたけどあまり使わなかったという人も一定数います。試しに使ってみるなら安い端末のほうがよいでしょう。また、Echo Showデバイスには画面がついているので、初期設定も画面の案内に沿ってするだけで簡単です。
デスク周りや寝室で利用する人
Echo Show 5 第3世代はコンパクトなので、ちょっとしたスペースにも置きやすいのが特徴。デスクまわりや寝室で利用するのにも向いています。
デスク周りで使えば、仕事でタイマーをかけたり、休憩時間に音楽をかけたりして利用が可能です。また、ホワイトノイズなどの環境音を手軽に再生できるため、仕事で集中するするのにも使えます。
寝室に設置する場合には、寝る前にリラックスできる音楽をかけたり、目覚まし時計に利用したりするのもよいでしょう。音楽配信サブスクに加入していれば、アラーム音の代わりに好きな音楽で目を覚ますことも可能です。
Echo Show 8が向いている人は?
次は、Echo Show 8が向いている人の特徴を解説します。
動画視聴を本格的に楽しみたい人
動画視聴を本格的に楽しみたい人はEcho Show 8がおすすめです。Echo Show 8は画面サイズが大きく、音質もよいので、映画やドラマに没入しやすいでしょう。
Echo Show 8 第3世代は、Prime Video、Netflix、YouTubeを利用できるため、動画見放題のサービスに加入している人にも向いています。再生・一時停止などの再生操作だけでなく、映画やドラマの検索も音声でできるのも便利です。
また、キッチンなどでYouTubeのレシピ動画をよく見る人にもおすすめ。キッチンで料理をしながらレシピ動画をチェックする場合は、端末の設置場所によっては画面から少し離れて見ることもあります。Echo Show 8は画面が大きめなので、キッチンの少し離れた場所からでも見やすいでしょう。
リビングで利用する人
Echo Show 8 第3世代は画面が大きめで、少し離れた場所からでも画面の情報を確認できるので、リビングに置いて家族で情報を共有するのにも適しています。例えば、Googleカレンダーに家族の予定を登録し、アレクサと連携させておけば、いつでも家族の予定の確認が可能です。
また、普段はフォトフレームとして活用するのにも向いています。Amazon Photoに家族の思い出写真をアップロードしておけば、リビングでいつでも楽しい思い出などを振り返られます。