アレクサでは生活を便利にする機能だけでなく、音声だけで気軽に楽しめるゲームも利用できます。しかし、どんなゲームがあるのか、子どもでも遊べるのか、画面付きのゲームもあるのかなどが気になる人もいるでしょう。
本記事では、アレクサで利用できるゲームスキルのうち、私が実際に使ってよかったゲームスキルを厳選して紹介します。子ども向け・大人向けのゲームや、画面付きデバイスで楽しめるゲームも紹介するので、アレクサでゲームを試してみたい人は参考にしてみてください。
アレクサには音声だけで楽しめる無料ゲームが豊富。おすすめを紹介
アレクサ搭載のEcho端末では、音声だけで楽しめる無料ゲームが豊富にあります。ちょっとした暇つぶしをしたいときなどに便利です。ここからは、主に子ども向けのものと、大人も楽しめるものに分けて、紹介していきます。
子ども向けの音声ゲームスキル13選

Alexaスキルのなかには、子どもが楽しめる音声ゲームスキルが豊富にあります。ここでは、人気があるもののなかから、我が家で使ってみて楽しめたものを厳選して紹介するので、チェックしてみてください。
1.ピカチュウトーク|ピカチュウと話せる

「ピカチュウトーク」はポケモンのキャラクターのピカチュウと話せるAlexaスキルです。こちらから話しかけると、ピカチュウがさまざまな反応をする点が楽しめます。「ピカチュウ、10万ボルト」、「ただいま」など、いろんな言葉で話しかけてみましょう。
ピカチュウトークの利用を開始するには、ピカチュウトークのページでスキルを有効にしたうえで以下のように話しかけてみてください。
- 「アレクサ、ピカチュウトークを開いて」
- 「アレクサ、ピカチュウを呼んで」
なお、一定時間話しかけずにいると、ピカチュウが帰ってしまい勝手に終了します。また、スキルを終了したいときは「アレクサ、止めて」と言いましょう。
2.しりとり|アレクサとしりとりできる

しりとりのスキルでは、アレクサとしりとりで対決できます。対戦するのはシリトリックスと呼ばれるしりとりAIで、強さを「簡単」「難しい」「最強」の3段階で選択が可能です。このしりとりでは、以下のルールで行いましょう。
- 「おちゃ」の次は「や」から始まる単語
- 「ローラー」の次は「ら」から始まる単語
- 「はなぢ」の次は「じ」もしくは「ぢ」から始まる単語
しりとりのスキルの開始・終了は以下のように話しかけて行います。
- 始めるとき:「アレクサ、しりとりしよう」「アレクサ、しりとりゲームを開いて」
- 終わるとき:「ストップ」
なお、しりとりができるスキルはほかにもあり、ジャンルを食べ物に限定した「たべものしりとり」も利用できます。
3.じゃんけん|アレクサとじゃんけんができる

「じゃんけん」は、文字どおりアレクサとじゃんけんができるスキルです。「じゃんけんぽん」といったあとに「グー」や「チョキ」、「パー」を言うと、アレクサが何を出したかを答え、どっちが勝ったか、または、あいこかを回答してくれます。仕組み上、アレクサが後出ししている感じになりますけど。
じゃんけんを始めるには、以下のように話しかけましょう。
- 「アレクサ、じゃんけんを開いて」
- 「アレクサ、じゃんけんしよう」
単純なのですぐ飽きる可能性はありますが、幼児であればしばらくは楽しめると思います。
4.あっち向いてホイ|アレクサとあっち向いてホイ

「あっち向いてホイ」は、アレクサとあっち向いてホイの遊びができるスキルです。一般的なあっち向いてホイと同じで、じゃんけんに勝って、相手が向いた方向と同じ方向を指差したら勝ちになります。
アレクサが「じゃんけんぽん」と言ったら、こちらが「グー、チョキ、パー」で答えます。そのあと、アレクサが「あっち向いてホイ」と言ったあとで、「上、下、右、左」で答えましょう。ただのじゃんけんより少し高度なので、じゃんけんスキルに飽きたらこちらのスキルを試してみるとよいでしょう。
「あっち向いてホイ」を利用するには、以下のように話しかけます。
- 「アレクサ、あっち向いてホイを開いて」
5.かけ算工場|答えになるかけ算を答えよう

「かけ算工場」は、1つの数字からそれが答えになる2つの数字の掛け算を答えるゲームです。例えば、「10は何かける何?」と聞かれたら、「2かける5」などと答えます。スコアが記録され正解すると得点が加算されていくので、ハイスコアを目指して挑戦ができます。
「かけ算工場」の利用方法は以下のとおりです。
- 「アレクサ、かけ算工場を開いて」
- 「アレクサ、かけ算工場をスタート」
ゲーム感覚でかけ算をマスターできるので、かけ算を習っている小学生に向いているスキルといえます。
6.暗算ゲーム|暗算練習中の小学生向け

「暗算ゲーム」は、暗算の練習ができるゲームスキルです。2桁の足し算・引き算などの計算問題を5問出題されます。ちょっとした計算を早くできるようになりたい小学生などに向いているでしょう。
暗算ゲームを開始するには、以下のように話しかけましょう。
「アレクサ、暗算ゲームを開いて」
7.しんかんせんクイズ|新幹線にまつわるクイズを出題

「しんかんせんクイズ」は、新幹線に関するクイズに答えるスキルです。
例えば、「東京と大阪や山陽をむすぶ、N700系車両を使った、白い新幹線はなーんだ?」「こ、で始まる新幹線です。さて、何でしょう?」のような問題が出題されます。問題は電車好きの幼児でも答えられるレベルなので、小さい子どもでも楽しめるでしょう。
しんかんせんクイズを開始するには、以下のように話しかけましょう。
「アレクサ、しんかんせんクイズを開いて」
8.鳴き声クイズ|鳴き声を聞いて動物の名前を答えよう

「鳴き声クイズ」は、鳴き声を聞いて動物の名前を回答するゲームスキルです。問題は全部で10問あります。鳴き声クイズを開始するには、以下のように話しかけましょう。
「アレクサ、鳴き声クイズを開いて」
間違えても3回までヒントを出してくれるので、小さい子どもでも楽しみやすいと思います。
9.まねっこボイス|話しかけると早口でマネしておしゃべり

「まねっこボイス」は話しかけた言葉を早口でまねしてしゃべってくれるスキルです。早口言葉など、いろんな言葉を話しかけてみると面白いですよ。小さい子どもに受けがいいと思います。
まねっこボイスを開始するには、以下のように話しかけましょう。
「アレクサ、まねっこボイスを開いて」
10.トーマストーク|きかんしゃトーマスと話せる

「トーマストーク」は、きかんしゃトーマスのトーマスと話ができるスキルです。
あいさつをしたり、質問をしたりすると、いろいろ答えてくれます。また、エドワードやパーシー、ゴードンなどの仲間についても教えてくれます。おしゃべり以外にも、どうぶつクイズやカラフルクイズ(色に関するクイズ)で楽しむことも可能です。
トーマストークを開始するには、以下のように話しかけましょう。
「アレクサ、トーマストークを開いて」
11.私は誰でしょうゲーム|ヒントを聞いて誰なのか当てよう

「私は誰でしょうゲーム」は、順番にヒントを聞いていき誰(何)のことなのかを答えるゲームスキルです。最初にゲームの説明が行われます。難易度は比較的簡単で、幼児が楽しむに向いているでしょう。
誰でしょうゲームを開始するには、以下のように話しかけます。
「アレクサ、誰でしょうゲームを開いて」
12.なぞなぞ先生|なぞなぞに挑戦

「なぞなぞ先生」は、多数のなぞなぞを出題してくれるスキルです。例えば、以下のような感じのなぞなぞが出題されます。
- 人を泣かせる野菜ってどんな野菜?
- 子どもがスプレーを使ってする遊びって何?
私もチャレンジしてみましたが、なかなか答えが出てこない問題もあり、子どもはもちろん、大人も楽しめると思います。家族みんなで楽しむのもよいでしょう。
なぞなぞ先生を開始するには、以下のように話しかけます。
「アレクサ、なぞなぞ先生を開いて」
13.世界の首都クイズ|国の首都を答えるゲーム

「世界の首都クイズ」は、国の首都を答えていくシンプルなゲームです。全部で10問出題されますが、毎回問題が変わってくるので、飽きずに楽しめます。学校で世界の地理を勉強している人にもおすすめです。
世界の首都クイズを開始するには、以下のように話しかけます。
「アレクサ、世界の首都クイズ を開いて」
大人も楽しめる音声ゲームスキル5選
アレクサには子ども向けのゲームだけでなく、大人も楽しめるゲームスキルも揃っています。ここからは、大人も楽しめる音声ゲームスキルを紹介しています。
1.Akinator|自分が想像しているキャラクターを当てられるか魔人に挑戦しよう

「Akinator(アキネーター)」は、自分が思い浮かべた人物・キャラクターを魔人アキネーターが当ててしまうゲームスキルです。アキネーターが何度も質問してくれるので、こちらは思い浮かべたキャラクターになりきって答えていきます。最後はアキネーターが誰のことかを見事に当ててくれるので、大人でもびっくりしてしまいますよ。
例えば、こんな感じのやりとりをします。

Akinatorを開いて

わかりました。Akinatorです。おかえり!
私は君の心を読むことができるよ。人物やキャラクターを思い浮かべてね。それを当ててみます。準備はいい?

(鬼滅の刃の「炭治郎」を思い浮かべて)はい

実在する?

いいえ

髪の毛がはえていますか?

はい
・・・(質問・回答をしばらく繰り返す)

君は竈門炭治郎を思い浮かべていると思うよ。それが正しいか?

はい!!!
私はアニメキャラクターの炭治郎や俳優の木村拓哉さんなどを思い浮かべて試してみましたが、アキネーターが見事に当てました。本当かなと思った人はぜひ試してみてください。
Akinator(アキネーター)を開始するには、以下のように話しかけましょう。
「アレクサ、アキネーターを開いて」
ちなみに、Akinatorはスマホ版のアプリもあるので、気になる人は試してみてください。

2.ヨシオくん 危機一髪!|ロシアンルーレットのスリルを楽しめる

「ヨシオくん 危機一髪!」は、ロシアンルーレットを音声で楽しめるゲームスキルです。6発中1発に銃弾が入っている想定で、1〜6番の番号を順番に答えていきます。1人でも2〜3人でも楽しめます。複数人で楽しむ場合は順番に交代して答えていきましょう。銃弾が発射された人が負け、発射されなければ勝ちです。
私も使ってみましたが、番号を答えたあとに流れる音の感じがなかなかスリルがありましたよ。
ヨシオくん 危機一髪!を開始するには、以下のように話しかけましょう。
「アレクサ、ヨシオくん 危機一髪を開いて」
鷹の爪団のクイズパーティー|クイズ番組に出演している感じを楽しめる

「鷹の爪団のクイズパーティー」は、アニメ「秘密結社鷹の爪」のキャラクターの吉田くんや総統が音声で案内してくれるクイズのスキルです。軽快な音楽にあわせてナビゲーションがあり、さまざまなクイズに挑戦できます。クイズ内容は定期的に追加・更新されているので、飽きずに楽しめるでしょう。
なお、本スキルはEcho ShowやEcho Spotといった画面付きのデバイスにも対応しているため、音声に加え画面とあわせても楽しめます。
鷹の爪団のクイズパーティーを開始するには、以下のように話しかけましょう。
「アレクサ、クイズパーティーを開いて」
3.あなたの吉田くん|鷹の爪団の吉田くんと話せる
「あなたの吉田くん」は、アニメ「秘密結社 鷹の爪団」の吉田くんと一緒に楽しめるゲームスキルです。ボイスドラマをきたり、吉田くんに歌を歌ってもらったり、鷹の爪団のことを話してもらったりできます。
ほかにも「しりとりしよう」「面白い話して」など、さまざまなことを言ってみると、いろいろ回答してもらえるので楽しめますよ。
あなたの吉田くんを開始するには、以下のように話しかけましょう。
「アレクサ、あなたの吉田くんを開いて」
4.シンデレラの料理|謎解きアドベンチャー
「シンデレラの料理」は、クイズやなぞなぞを解きながら、話を進める謎解きアドベンチャーのゲームスキルです。シンデレラが料理が得意ですが、お姉さんがいじわるをして料理の本を隠してしまった設定で、料理の材料を選んだりクイズに答えたりしてシンデレラを助けていきます。効果音やBGMも入っている点もいい感じです。
なお、本ゲームのプレイ時間は20分程度ありますが、途中でやめた際もあとから続きを楽しめます。
シンデレラの料理を開始するには、以下のように話しかけましょう。
「アレクサ、シンデレラの料理を開いて」
5.ネコクイズ|ネコの健康管理に役立つ知識をクイズ形式で学べる

「ネコクイズ」は、ネコの健康管理などに役立つ知識をクイズ形式で学習できるスキルです。選択式のクイズで、全部で5問出題されます。問題はランダムに出題されるので、飽きずに利用できるでしょう。
ペットで猫を飼っている人など、猫のことをもっと知りたい人は一度試してみてください。
ネコクイズを開始するには、以下のように話しかけましょう。
「アレクサ、ネコクイズを開いて」
Echo Showなら画面付きのゲームも楽しめる
アレクサのゲームスキルには、Echo Showなどの画面付きデバイスに対応したものもあります。画面がある分だけ、より本格的なゲームを楽しむことが可能です。ここからは、無料のもの、有料のものをそれぞれ紹介するのでチェックしてみてください。
無料で楽しめる画面付きゲームスキル5選
まずは無料で利用できる画面付きのゲームスキルを紹介します。
1.サカナノジカン|魚を育成できる

「サカナノジカン」は、魚の世話をして育成していくゲームスキルです。画面上に魚が表示され、そのお世話をしていきます。お世話する際は「ごはん」や「あそぶ」、「そうじ」と話しかけましょう。「あそぶ」と言うと、あっち向いてホイなどのゲームも楽しめます。お世話を続けていると成長して姿が変わっていくのが楽しめますよ。
サカナノジカンを開始するには、以下のように話しかけます。
「アレクサ、サカナノジカンを開いて」
ちなみに、「サカナノジカン」に似たゲームに「カブトムシ冒険」があります。「カブトムシ冒険」は、カブトムシを育成しながら冒険にもチャレンジできるゲームスキルで、画面付き専用ではなく音声で楽しむ点が特徴です。育成するゲームが気になる人は試してみるとよいでしょう。
2.ペンギンのおつかい|ペンギンに指示しておつかいを成功させよう

「ペンギンのおつかい」は、ペンギンに指示を出して魚を捕まえて、ママのところまで行くおつかいを成功させるゲームスキルです。操作はタッチでも音声でも可能です。ステージの数が多いので、飽きずに楽しめますよ。
各ステージでは、以下のような画面が表示され、「上」「下」「右」「左」の方向を指示しましょう。まず魚のほうに行って、そのあとママペンギンのところに行けるとステージをクリアできます。

ペンギンのおつかいを開始するには、以下のように話しかけましょう。
「アレクサ、ペンギンのおつかいを開いて」
3.おやすみたまご|おやすみを言ってたまごを育成できる

「おやすみたまご」は子ども向けのキャラクター育成するゲームスキルです。たまごを選んで、おやすみを言うと翌日の朝にたまごが孵ります。どんなキャラクターが出てくるかを楽しめますよ。なお、本スキルは画面付きデバイスのみで利用が可能です。
おやすみたまごを開始するには、以下のように話しかけましょう。
「アレクサ、おやすみたまごを開いて」
有料の画面付きゲームも利用できる。無料体験期間があるものも

アレクサでは、有料の画面付きゲームも利用が可能です。
例えば、「ゲームボックス」では、モグラ叩きなど5つのミニゲームを楽しめます。スキルの利用開始から7日間は無料で利用が可能です。ゲームボックスはどのミニゲームも1人〜4人で遊べるので、パーティゲームとしても利用できます。なお、私の環境では、音声認識がうまくいかず、ゲームを思うように遊べませんでした(もし遊べたら追記します)。
アレクサはゲーム以外の機能も豊富。できることをチェックしよう
アレクサはゲーム以外にも多数の機能が利用できて便利です。天気やニュースをチェックしたり、気軽に音楽を再生したり、買い忘れ防止に有効な買い物リストも利用できたりします。画面付きのEcho Showなら動画視聴も可能です。
以下の記事では、アレクサでできることを詳しく紹介しています。具体的な活用シーンもあわせて解説しているので、アレクサをもっと使いこなしたい人はチェックしてみてください。