小学校や保育園から毎週持って帰ってくる上履き。汚れが目立ちやすい上履きの洗濯は面倒な家事のひとつでしょう。
本記事では、上履きの簡単な洗い方4つを紹介し、時短効果・費用・仕上がりを徹底比較しています。時短重視の人向けにおすすめの洗い方も解説するので、上履きの洗濯を楽にしたい人はぜひ参考にしてみてください。
上履きの簡単な洗い方は?
上履きの簡単な洗い方は以下の4つです。
- 専用ネットに入れて洗濯機で洗う
- 酸素系漂白剤などでつけ置きしてこすり洗いする
- ウタマロせっけんで洗う
- コインランドリーの靴専用洗濯機で洗う
1.専用ネットに入れて洗濯機で洗う
上履きを専用ネットに入れて洗濯機で洗うとすごく簡単です。
通常の洗濯と同様に洗えばよいので、作業が簡単で時間もかかりません。複数の上履きを洗う場合でも、それぞれを専用のネットに入れて洗濯機を回すだけなので時短になります。また、脱水までできるので、洗ったあとに水気を拭き取る作業も必要ありません。
洗濯機で洗う手順・作業時間は以下のとおりです。
- 上履きを専用ネットに入れ、そのまま洗濯機に入れる(〜1分)
- 洗濯洗剤を入れて、洗濯機を標準コースで回す(〜1分)
- 専用ネットを取り出し、陰干しする(〜1分)
例えば、上履きが3足ある場合でも、作業時間自体は約3分で済みます。週に1回、3分程度で済むのであれば家事の負担を低く抑えることが可能です。
洗濯機で洗うには、上履き洗濯専用のネットを使うのがおすすめです。我が家では、「そうじの神様のシューズ丸洗い ブラッシングネット」を使っています。イメージは以下のとおりです。
通常の衣類のネットを使うと、靴や洗濯機を傷めてしまうリスクがありますが、専用ネットは厚みがあり洗濯機も上履きも保護してくれるので安心して利用できます。
2.酸素系漂白剤などでつけ置きしてこすり洗いする
オキシクリーンなどの酸素系漂白剤に1〜2時間つけて、軽くこすり洗いする方法も比較的簡単です。
手で洗ったりすすいだりする手間はかかるものの、汚れが浮き上がってくるためこすり洗いの作業は短時間で済みます。普段の掃除などで使う酸素系漂白剤を利用できるので、新たにモノを購入する必要もありません。
酸素系漂白剤を使って洗う手順・作業時間は以下のとおりです。
- 40℃程度のお湯を用意し、酸素系漂白剤を入れる(2分)
- 上履きを1〜2時間、つけ置きする(1分)
- ブラシなどで軽くこすり洗いする(1足あたり3分)
- 水洗いする(1足あたり1分)
- タオルなどで水気をなくす(1足あたり1分)
- 陰干しする(1分)
例えば、上履きが3足ある場合、約19分かかります。待ち時間は1〜2時間かかるので注意しましょう。
3.ウタマロせっけんで洗う
ひどい泥汚れも落とせるウタマロせっけんで洗う方法もあります。つけ置きしなくてもある程度汚れを落とすことが可能です。
ウタマロせっけんを使う手順・作業時間は以下のとおりです。
- 上履きを水で濡らす(1足あたり1分)
- ウタマロせっけんをつけてブラシなどでこすり洗いする(1足あたり3分)
- 水洗いする(1足あたり1分)
- タオルなどで水気をなくす(1足あたり1分)
- 陰干しする(1分)
例えば、3足洗う場合トータルの作業時間は約19分です。なお、酸素系漂白剤につけ置きしたあとで、ウタマロせっけんで洗うとより汚れを落としやすくなります。
4.コインランドリーの靴専用洗濯機で洗う
コインランドリーにある靴専用の洗濯機で洗うことも可能です。お金を入れて、靴を入れてスタートすれば、約20分で洗濯が完了します。子ども用の靴であれば4足まで一度に洗えることがほとんどです。
使用方法は以下のとおりです。
- コインを投入する
- 洗濯槽シャワーボタンを押して、洗濯槽を洗う
- 靴を入れて洗濯をスタート
- (家に持って帰って)陰干しする
例えば、上履きが3足ある場合でも、作業時間自体は約3分以内で済みます。なお、コインランドリーによっては靴専用機の乾燥機も設置されている場合もあります。
上履きの洗い方の違いは?時短効果・費用・洗濯後の白さを比較
紹介した4つの方法を比較した表は以下のとおりです。
時短効果や費用は上履きを3足洗う場合で試算しています。
時短効果 (作業時間) | 費用 | 洗濯後の白さ | |
専用ネット+洗濯機 | ◯ (3分) | 導入:900〜5,000円 利用:〜30円/回 | ◯ |
酸素系漂白剤 | △ (19分) | 導入:0円 利用:〜30円/回 | ◎ |
ウタマロせっけん | △ (19分) | 導入:0円 利用:〜30円/回 | ◎ |
コインランドリー | ◯ (3分) | 導入:0円 利用:200〜400円/回 | ◎ |
おすすめの洗い方は?
時短を重視する人には洗濯機で洗う方法の一択です。手間はかかっても仕上がりの白さにこだわるのであれば、酸素系漂白剤やウタマロせっけんを使って手洗いをするとよいでしょう。家の近くにコインランドリーがあるなら、靴専用洗濯機の利用も検討しましょう。
時短重視なら洗濯機で洗うのがおすすめ
時短を重視するのであれば、上履きは洗濯機で洗うのがおすすめです。洗濯機を使うと、上履きが複数あっても作業時間はトータルで数分で済みます。
仕上がりもある程度はきれいになります。
以下は洗濯機で洗った際のビフォーアフターです。2種類の例を表示しています。BeforeとAfterで撮影場所の明るさが異なるため、見え方が少し違う点はご了承ください。
上履き1(Before)
上履き1(After)
上履き2(Before)
上履き2(After)
出来上がりの白さは手でごしごし洗う場合に比べて少し劣りますが、こだわりがない人であれば十分でしょう。個人的な感覚では、酸素系漂白剤を使う場合とほとんど変わりませんでした。より白くしたい場合は、洗濯機で洗剤に加えて、酸素系漂白剤を少し入れてみるのもよいでしょう。
なお、上履きや洗濯槽の傷みは、専用のネットを使えば防げるので問題ありません。
仕上がりの白さにこだわるなら酸素系漂白剤・ウタマロ石けんを使おう
仕上がりの白さにこだわるなら、酸素系漂白剤やウタマロせっけんを使う方法がよいでしょう。汚れがひどい場合には酸素系漂白剤につけ置きしたり、ウタマロせっけんでごしごし洗うほうがきれいになる可能性があります。
なお、手でゴシゴシしたり、水ですすいだりする作業が発生するため、上履きの数が増えると時間がかかってしまうのがデメリットです。上履きをより白くする価値が、かける時間に見合うのであればこの方法を使うとよいでしょう。
家近くにコインランドリーがある人は靴専用洗濯機の利用も検討
家の近くにコインランドリーがあって、毎回の費用や移動時間が気にならないのであれば、靴専用洗濯機の利用も検討するとよいでしょう。コインランドリーまでの移動時間も含めるとかえって時間がかかるケースもあるので注意してください。
靴を傷めず洗濯機で洗うなら専用ネットを使おう。おすすめも紹介
上履きを洗濯機で洗うのであれば、靴専用のネットを使いましょう。衣類用の洗濯ネットでは、靴や洗濯槽を傷めてしまう場合があります。靴専用のネットは厚みがあるため、靴や洗濯槽の傷みを防止できます。
靴専用のネットによっては上履きの汚れを落とせる素材が採用されているので、通常のネットに比べてきれいに洗えるメリットもあります。
シューズ丸洗いのネットはダイソーの300円のものから本格的な1000円以上のものまであります。私が使っていておすすめなのは下記のネットです。個人的には十分きれいに洗えるので満足しています。
上履き用の洗濯ネットのよくある質問
上履き用の洗濯ネットは使ったことがない人も多いと思うので、気になる質問を取り上げて回答しています。
上履きはちゃんと白くなる?
個人的には十分きれいになると感じています。
酸素系漂白剤でつけ置き洗いした場合と変わりませんでした。
洗濯機や上履きが傷まない?
2か月ほど(洗濯8回)使った感じでは、目立った傷みはありません。
上履き用の洗濯ネットのコスパは高い?
子どもが小学生の6年間利用すると想定すると、初期の出費に対して時間短縮の効果は高いです。
上履き用3足を洗う場合、1回あたり約16分の時短になります。年間で50回洗うとすると、年間で約13時間20分(800分)の時短になります。6年間使うと仮定すれば80時間の時短です。
上履きネット3つで約4,200円を投下したとしても、合計80時間も捻出できるので、十分にコスパは高いと言えるでしょう。
洗濯機はどのモードで使う?
専用ネットの商品で指定がなければ、標準モードでよいでしょう。私の使っている専用ネットには明記されておらず標準モードで使っていますが、これまで問題はありません。
商品に指示がある場合には、指示に従いましょう。
おわりに
本記事では、上履きを簡単に洗う方法を紹介しました。上履きは専用ネットを使って洗濯機で洗うと、時短にもなるし、十分に白く仕上がります。上履きの洗う時間を短縮したい人はぜひ一度試してみてください。
本ブログでは、忙しい子育て中のパパ・ママ向けに余裕をつくるワザを発信しています。上履きの洗い方以外にも時短できる方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。