時間・お金・心の余裕は相互に影響する。関係性を解説

お金の余裕
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日々の生活を充実させ、幸福感を高めるのに不可欠なのが、時間・お金・心の余裕です。これら3つの余裕は相互に影響しあっている点が特徴です。

本記事では、時間・お金・心の余裕がそれぞれどんな関係性にあるのかを解説します。足りていない余裕をほかの余裕で補う方法も解説しているので、バランスよく余裕を作る際の参考にしてみてください。

時間に余裕があるとお金・心にどんな影響がある?

時間に余裕があると、お金や心にポジティブな影響を及ぼすことが可能です。時間をうまく活用すれば収入アップや心のゆとりにもつながります。

ここからは、時間の余裕がお金や心に及ぼす影響を解説します。

自由な時間にスキルアップして収入を増やせば、お金の余裕につながる

時間に余裕があれば、自由な時間でスキルアップすることで本業の収入アップにつなげられます。スキルを活かして副業に取り組むことでも収入アップが可能です。

例えば、営業の仕事をしているのであれば、交渉術やセールストレーニングを習得することで、営業成績の向上が期待されます。営業成績と収入が連動する報酬制で働いていれば収入アップになるでしょう。

私個人もスキルの習得で収入アップにつながったことがあります。私の場合は海外のビジネススクールでMBAを取得し、ビジネススキルの向上が会社(前職)で認められて昇進し収入が上がりました。

お金の余裕が少ない人は自由な時間をスキルアップに活用しましょう。

自由な時間にリフレッシュすれば心の余裕ができる

時間の余裕があれば自由な時間にリフレッシュすることで、ストレスを解消でき、心の余裕が生まれます。リフレッシュする方法は、数分でできるものもあれば数時間〜数日が必要なものなどさまざまです。代表的なリフレッシュ方法は以下のとおりです。

  1. 自然の中で散歩する
  2. 瞑想をする
  3. 好きな音楽を聴く
  4. 読書する
  5. ヨガや運動をする
  6. ゆっくりお風呂に入る
  7. 好きな映画を観る
  8. 絵を描くなど創造的な活動をする
  9. マッサージやスパに行く
  10. 旅行する

なお、リフレッシュする方法には時間に加えてお金がかかるものもあります。例えば、マッサージや旅行は、時間とお金が必要です。時間の余裕に加えて、お金の余裕もある際は検討するとよいでしょう。

時間の余裕ができたら、自分にあった方法でリフレッシュして心の余裕を作りましょう。

お金の余裕は時間・心にどんな影響を及ぼす?

お金に余裕があれば、お金を使って自由な時間を増やすことが可能です。また、普段の生活や将来の支出に必要な資金があれば、経済的なストレスが生じずにすむでしょう。

ここからは、お金の余裕が時間や心の余裕にどう影響するかを解説します。

お金を時短家電・時短サービスに使えば、時間の余裕を作れる

お金を家事の時短につながる家電やサービスに使えば、時間を捻出できます。ほとんどの人は家事に1〜3時間程度は費やしているでしょう。この家事時間を短縮できれば、毎日かなりの時間のゆとりができます。

例えば、電気調理鍋や食洗機、ロボット掃除機などの家電を導入すれば、家事の時短になります。家事代行サービス・ミールキットなどを使うことでも時短になります。我が家でも、衣類乾燥機、食洗機、電気調理鍋、ロボット掃除機はかなり前から導入しており、子育て中でも時間の余裕を作りだせました。

時短家電の導入で自由な時間が増えるため、お金があるが時間の余裕がないと感じている人は検討してみてはいかがでしょうか。以下の記事では、お金で時間を買う方法を詳しく解説しているので参考にしてみてください。

アウトソーシング・自動化してコア業務に集中すれば労働時間を減らせる

自営業や会社を経営している人であれば、業務の一部をアウトソーシングすることで自分の業務を減らせます。会社員であれば上司などに相談して、非コア業務を外注することを提案するとよいでしょう。例えば、会計の面倒な処理を会計士に依頼すれば、業務時間の短縮につながります。

また、人にアウトソーシングする代わりに、AIなどを活用した便利なツールを活用することでも自分の業務を減らせます。

業務を減らした分だけ労働時間を減らし、コア業務に集中でき生産性も高められるでしょう。

投資して不労所得を得ることでも働く時間を減らせる

貯蓄に余裕があれば、投資して不労所得を得ることで働く時間を減らせます。例えば、まとまった資金で高配当株に投資すれば、毎年いくらかの収入が得られます。仮に1,200万円を配当4%高配当株で運用すると、年間で48万円、1か月あたり4万円の収入です。

時給2,000円で働いている場合、月4万円は月20時間に相当します。月4万円の不労所得が得られれば、収入を維持しつつも、月に労働時間を20時間減らせるでしょう。

私個人は、投資信託を運用することで、毎月10万円以上の不労所得を得ています。労働時間を減らしても毎月の総収入はさほど変わらずに済んでいます。また、不労所得があると、給与水準が高いけどやりたくない仕事から、給与水準が低いけどやりたい仕事に変えることもできるので、日々のストレスを減らすことにもつながります。

お金に余裕があれば経済的なストレスや不安が減る

お金に余裕があれば経済的なストレスや不安が減るため、心にも余裕ができます。例えば、十分な貯蓄がないと、子どもの教育費や老後の生活資金が足りなくなるのではと不安になりがちです。しかし、教育費や老後の生活資金の見通しが立てば、それらを心配せずにすむでしょう。

お金があれば趣味やレジャーなどにもお金を使えるため、リフレッシュできて心の余裕にもつながります。例えば、好きな映画を観に行ったり、家族で旅行に行ったりすることも可能です。

心に余裕があると、時間やお金の余裕にも影響がある?

心の余裕は、時間やお金をうまく使ううえで必要不可欠です。心にゆとりがあれば、時間にもお金にもよい影響があります。

ここからは、心の余裕が時間やお金に与える影響を解説します。

心に余裕があると、時間を効率的に使える

心に余裕があると、時間の使い方にポジティブな影響があります。

例えば、ストレスがない状態だと、いま取り組むべき業務に集中できるため、タスクをより短時間でこなせるでしょう。一つ一つのタスクを短時間でこなせば、業務時間を短縮し、自由な時間を捻出できます。

心の余裕があるとクリエイティブな仕事で同じ時間内でよいアイディアを出しやすく、仕事の成果を上げるのにも効果的です。成果を出せれば、収入アップにつながる可能性もあるでしょう。

心の余裕は生産性向上やスキルアップに取り組む際にも必要です。時間の余裕がないときには効率的な方法を考えるのに時間を割くべきですが心の余裕がないとできません。目の前の仕事に取り組むのに精いっぱいで、より短時間でする方法を考えたり、スキルアップをしたりすることに気が進まないでしょう。

心の余裕は時間をうまく活用する際に必要不可欠です。

心に余裕があると、無駄使いを減らし計画的にお金を使える

心に余裕があると、お金の使い方にもポジティブな影響があります。

ストレスがたまっていると浪費する傾向がある人もいるでしょう。しかし、心に余裕があると、衝動的な買い物や無駄遣いを減らせます。無駄使いなどが減るので節約でき、貯蓄を増やすことにつながります。

より計画的にお金を使い、将来のために貯蓄や投資をすることができます。さらに、他の人や社会に対する支援や寄付を考える余裕も生まれます。寄付をすると自分の幸せが増える効果があるため、心の余裕を増やすことも期待されるでしょう。

時間・お金・心で足りない余裕はほかの余裕で補おう

日々で充実した生活を過ごすには、時間・お金・心の余裕それぞれが一定以上必要です。どれか1つが欠けていると、十分な幸福感が得られない可能性があります。時間・お金・心の余裕はほかの余裕に影響を及ぼせるので、いずれかの余裕が足りない状態ならほかの余裕をうまく活用すれば補えます。

ここでは、主な2つの事例で余裕のバランスを改善する方法を説明します。

収入あるが自由時間がない人は、お金を使って時間や心の余裕を作ろう

共働きのパパ・ママのなかには、お金の余裕があるものの、自由な時間があまりなく、子育てのストレスで心の余裕がない人も多いでしょう。

この場合には、お金を使って時間の余裕、心の余裕を作り出すのがおすすめです。時短家電を導入したり、子どもの送迎サービスを利用したりすることで時間の余裕ができます。

時間の余裕ができると、生まれた時間を使ってリフレッシュすれば心の余裕にもつながるでしょう。

収入低めで時間もない人は、すぐにできる節約や時間捻出をしよう

子育て中で専業主婦(主夫)の人のなかには、お金も時間も心の余裕もない人もいるかもしれません。働いている仕事の時間単価が安いと長時間働いても日々の生活がやっとだと、ほとんど貯蓄にまわせない場合もあるでしょう。

そんな場合には、ほかの余裕がなくてもすぐにできる節約や時間捻出をしましょう。

すぐにできて効果的な節約には以下の方法があります

  • 格安SIMに変える
  • 保険を見直す

毎月節約した分を貯蓄に回せば、経済的なストレスも緩和できます。また、節約で捻出したお金の一部を時短家電などに使えば、時間の余裕を生み出せます。

すぐにできる時間捻出の方法は以下のとおりです。

  • ニュースを見ない
  • 通勤時間を有効活用する

日々時間がないと嘆いている人でも、毎日30〜60分程度はテレビやネットのニュースを見ている人もいるでしょう。ニュースを見るのをやめればかなりの時間を得られます。得られた時間でリフレッシュすれば心の余裕につながり、スキルアップに使えばお金の余裕にもつながるでしょう。

以下の記事では、節約に有効な固定費削減方法、効果的に時間を捻出する方法を解説しています。気になる人は参考にしてみてください。

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