【時間が足りない方必見】仕事・家事・育児の生産性を向上する思考法の本3選をレビュー

時間の余裕
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仕事・家事・育児のすべてをやっているパパ・ママなら、時間の余裕が欲しいもの。時間の余裕を作るためには、仕事・家事・育児で生産性を上げることが必要です。

仕事・家事・育児で生産性を上げ、毎日9時から16時30分で仕事を終えられるようになった私が、生産性を向上させる思考法に関するおすすめ本3つを厳選して紹介します。

この記事では、おすすめ本3つに関して、以下の内容を紹介します。

  • 本の概要
  • 本を読んでわかること
  • 本を読んで自分がどう変わったか

ぜひ最後までお読みください。

1. 「自分の時間を取り戻そう」(ちきりん著)

本の概要

現代の人の多くは、忙しい、忙しすぎると感じているのではないでしょうか。
この本では、忙しい問題の本質からはじまり、生産性の高め方や社会で進む大きな変化を、非常にわかりやすく解説しています。

この本の作者は、社会派ブロガーで有名なちきりんさんです。
他の書籍と同様、この本も非常に読みやすく書かれています。

この本を読んでわかること

この本を読むと、生産性とは何かを正しく理解でき、様々な事柄での生産性を上げるためにどうすればよいかを自分で考えられるようになります。具体的に読んでわかることは、以下のとおりです。

  • 生産性を上げることの誤解を解き、生産性の重要性を正しく理解できる
  • 生産性を高める方法・考え方
  • 生産性に関する社会の大きな変化
  • 生産性を上げると生活がどう変化するか

Amazonレビューでの評価・コメント

Amazonでの評価は星4.4とかなり高いです。

また、レビューでのコメントで代表的なものを列挙すると以下のとおりです。
(私の方で要約しています)。

  • なかなか家事が終わらず、仕事の時間を十分に確保できないことに悩んでいましたが、この本を読んで、「実質的な優先順位が間違っていたこと」に気づけました。
    [評価:★★★★★]
  • 事例が挙げられていて、自分の場合に置き換えて考えられるのがよかったです。
    自分の生活のどこで生産性を上げられるかを考える良いきっかけになりました。
    [評価:★★★★★]
  • 自分のやりたい事をやるために、行動を変えるのに役立ちました。
    [評価:★★★★]
  • 生産性が大事という部分がだらだらと長く感じました。
    [評価:★★]

こんな人におすすめ

  • 生産性を上げるための原理・原則を知りたい方
  • 生産性を誤解している方
    (例:生産性を上げると困ると考えている人、クリエイティブな分野では生産性は不要だと考えている人)
  • 生産性を正しく理解したい方

こんな人は読まない方がよい

  • 会議や資料作りなど仕事を効率よく終わらせるノウハウを求めている人
  • 家事を効率よくやるテクニック

など、すぐに実行できるノウハウや具体的なやり方を求めている人にはむかないです。

私が読んでみて思った感想

この本を読む前は、生産性とは「仕事を効率化して、早く終わらせること」だと誤解していました。この本を読んだ後は、自分の言葉で生産性とは何か、なぜ重要なのか、上げるためにはどうすればよいかを自分の言葉で説明できるようになりました。

生産性を向上させるためにどうしたらよいかを、自分で考えられるようになったので、応用できる範囲が非常に広いです。

生産性を上げるための方法の1つとして、インプットを減らすというのがあるのですが、私自身の生活に応用できました。
具体的には、仕事の時間を9時から16時頃までに制限して、これまで通り成果を出せるように仕事の仕方を見直すことにもつながりました。また、家事においても、時短家電などを積極的に導入したり、不要な家事を減らしたりで、時間的な余裕を作ることにつながりました。

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2 .「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」(グレッグ・マキューン著)

本の概要

本書では、物事の99%の無駄を捨て1%に集中する「エッセンシャル思考」について、紹介しています。多くの物事から重要なことを選び取り、重要なことにフォーカスする方法・技術について、多くの事例を用いて、解説されています。

この本の作者は、Apple、Google、Facebook、Twitterのアドバイザーを務めるグレッグ・マキューン氏。シリコンバレーのコンサルティング会社THIS Inc.のCEOでもあります。

この本を読んでわかること

この本を読むと、今抱えている仕事や家事・育児の多くの物事に対して、重要なことだけを選択して行動できるようになります。具体的に読んでわかることは、以下のとおりです。

  • エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考の違い
  • 多くのものごとから重要なことを見極める方法・技術
  • 重要でない無駄なことをしない方法・技術
  • エッセンシャル思考を仕組み化して定着させる方法・技術

Amazonレビューでの評価・コメント

Amazonでの評価は星4.4とかなり高いです。

Amazonレビューでのコメントで代表的なものを列挙すると以下のとおりです。
(私の方で要約しています)。

  • 本書で書かれている様々なケースを自分ごとに当てはめたら、無駄なことに無意識に工数をかけていたことに気づきました。
    [評価:★★★★★]
  • 「やらない」という選択肢を持つことに気づき、本書を読んでいる途中から、だんだんと心が軽くなりました。
    [評価:★★★★★]
  • 仕事はもちろん普段の生活で参考になるヒントがたくさんありました。
    [評価:★★★★]
  • ピーター・ドラッカー、スティーブン・コヴィーの著作を読んでいる人は、読む優先順位は下げていい。この二人の思想やエッセンスを要約している感じを受けた。
    [評価:★★★]

こんな人におすすめ

  • 仕事で多くのことを抱えて、忙しく感じている方
  • 家事・育児・仕事でやることが多すぎで、忙しいと感じている方

こんな人は読まない方がよい

  • 会議や資料作りなど仕事を効率よく終わらせるノウハウ・テクニックを求めている人

など、すぐに実行できるノウハウや具体的なやり方を求めている人にはむかないです。

私が読んでみて思った感想

この本を読んだ当時は、部下の指導・管理もしつつ、自らも仕事を遂行するプレイング・マネージャーとして働いていて、すごく多くの仕事を抱えていました。その時にこの本を読んでからは、仕事の中で重要なこととそうでないことを見極めるようになり、重要なことに多くの時間を割き、そうでないことにはやらないか、最低限のクオリティでするようになりました。

また、その当時は、育休から復帰して家族との時間を確保するために、仕事は9時〜16時30分と決めていて、それを実践する際にこの本がすごく役立ちました。

例えば、多数の会議のなかから、自分が出席する会議を厳選するようになりました。自分が発言したり、決定したりする会議は参加し、情報共有だけの会議は欠席したり、あとで情報共有してもらうようにしました。

重要なことを見極めると口で言うのは簡単ですが、実践は難しいです。例えば、以前は、忙しいときには見極める時間ももったいないと考え、とにかく作業をやろうとしてました。エッセンシャル思考では、調査と検討に時間をかける点を述べており、この本を読んでからは、何か仕事が降ってきたら、その重要度を必ず見極め、仕事を断ったりすることも増えました。

私自身、この本で読んだすべてを実践できているわけではありませんが、重要なことを選びとり、そうでないことを捨てるのが確実にうまくなったと思います。

3. 「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」(グレッグ・マキューン著)

本の概要

本書では、最小の努力で成果を最大化する「エフォートレス思考」について、紹介しています。エフォートレス思考とは、大事なことを一番簡単にする、簡単なやり方を探す、余裕で成果を出す考え方です。この考え方から行動・実践する方法までを解説しています。

前作「エッセンシャル思考」では、多くのことから重要なことを選び取る「何をやるか」についてフォーカスしていたのに対して、本書では、重要なことをいかに労力をかけずにやる「いかにやるか」についてフォーカスしています。

ビジネス書では、作者や一部の人の成功体験から、単純に一般化してこうしたらいいというアドバイスが多いのです。しかしながら、この本では、さまざまな専門家の意見を聞いたり、論文を読んだり、行動経済学・心理学・哲学。脳科学の知見を参考にして記載されています。よくあるビジネス書と違い、普遍性が高く信頼性も高い内容になっています。

この本の作者は、Apple、Google、Facebook、Twitterのアドバイザーを務めるグレッグ・マキューン氏。シリコンバレーのコンサルティング会社THIS Inc.のCEOでもあります。さきほど紹介した「エッセンシャル思考」の著者でもあります。

この本を読んでわかること

この本でわかることは、以下の通りです。

  • 余計な考えにとらわれず、今この瞬間に集中する、エフォートレスな精神
  • エフォートレス思考で行動するためのコツ
  • エフォートレス思考を仕組み化して、定着させる方法

Amazonレビューでの評価・コメント

Amazonレビューでの評価は星4.4です。

主なレビューコメントは以下の通りです。

  • 『エッセンシャル思考』を読んでいなくても十分楽しめるつくりだが、読んでいれば更に深まること間違いなし。前作を裏切らない大満足な1冊。
    [評価:★★★★★]
  • 前作のエッセンシャル思考の下巻って感じです。エッセンシャル思考を読んで「もっと成果を上げたい!」と思う人が読むべき本。前作は何をやるか。今作はどのようにやるか。
    [評価:★★★★]
  • 前作のエッセンシャル思考と比べると何か物足りない感じがします。★★★

前作と比較したレビューコメントが多く見られます。

こんな人におすすめ

  • 「エッセンシャル思考」をすでに読んだ方
  • 仕事・家事・育児を楽にしたい人
  • 仕事で成果を出すのに時間がかかりすぎている人
  • 頑張っているのに成果に結びついていない人

こんな人は読まない方がよい

  • 会議や資料作りなど仕事を効率よく終わらせるノウハウ・テクニックを求めている人

など、すぐに実行できるノウハウや具体的なやり方を求めている人にはむかないです。

私が読んでみて思った感想

この本を読んで、私が共感したのは、頑張って物事を解決するのではなく、より簡単に・より楽に物事を解決するやり方を選ぶのがよいという考え方です。

多くの仕事では、「頑張る・努力する」のが美徳になっており、楽をすることはややないがしろにされがちです。しかしながら、「頑張る・努力する」のみに頼っていると、時間を多くかけて仕事をすることになりがちで、生産性向上の足枷になります。

一番楽なやり方を見つけて、ミスを少なくしたり、誰でもできるようにした方が生産性が上がると、この本を読んで思いました。

我が家では、このエフォートレス思考をいかして、家事の負担軽減につながっています。例えば、食洗機に食器をしまうのがパズルみたいでいつも時間がかかっていたのですが、食洗機に入れやすい平皿の食器に統一することで、食事後の片付けが劇的に楽になりました。食洗機に食器を入れるのが苦手な妻も苦労なくするようになり、片付けの時間やストレスが減り、自由な時間が増えました。

これはあくまで一例ですが、エフォートレス思考を活かせる領域は、仕事・家事・育児と広範囲にわたります。いろんな分野で生産性をあげたいのであれば、この本を読むことをおすすめします。

まとめ

この記事では、生産性を上げる考え方がわかる本を3つ厳選して紹介しました。

  1. 「自分の時間を取り戻そう」(ちきりん著)
  2. 「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」(グレッグ・マキューン著)
  3. 「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」(グレッグ・マキューン著)

仕事・家事・育児で忙しく、生産性を上げる考え方がわかりやすく解説されています。これらの本を読んで行動に移せば、生産性を向上し、より自由な時間を確保できるでしょう。

ぜひ読んでみてください。

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このブログでは、子育て中のパパ・ママ向けに余裕を作るための記事を発信しています。以下の記事では、お金で時間を買う方法を紹介しています。生産性を上げる上で役立つはずです。

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